阪神熊谷が持ち味発揮! 2安打2打点1盗塁

雑談

3月19日、京セラドーム大阪で行われたオープン戦は、【阪神4―2オリックス】で阪神が勝利しました。オリックスで昨年13勝をあげブレイクした宮城大弥投手を攻略。前日の山本由伸投手に続き、好投手相手の難しい試合に連勝しました。これで引き分け3つをはさんで7連勝となったこの試合を振り返りたいと思います。

オリ
阪神

ガンケルが3回無失点の快投

昨年9勝3敗で先発投手陣の一角を担ったガンケル投手が7回から登板。3イニングを投げ、被安打1無四球無失点の安定した投球で勝利に貢献しました。調整遅れで開幕ローテーション入りが難しいとされていたガンケルは、早い段階でのローテ復帰を目論む一人。しかし先日、青柳晃洋投手が新型コロナの陽性判定を受け、開幕一軍が絶望的に。次期エースの期待がかかる髙橋遥人投手も出遅れており、ルーキー桐敷拓馬投手も今日の結果次第では白紙もあるなど、先発枚数はギリギリの状況です。開幕ローテは一気に混迷化する事態になりました。だからこそ、今日のガンケルの投球は一筋の光が差し込んだように感じています。

小川が見事な対応力で勝ち星

この試合、先発したのは小川一平投手。先ほど書いた通り、先発投手の枚数がギリギリの状況になっており、小川は中継ぎから急遽先発調整をすることになりました。前回登板では4回無失点、この試合でもヒット7本を打たれながら6回2失点にまとめる対応力の高さを見てくれています。これで開幕ローテ入りは間違いなさそうな状況。プロ入り後、レギュラーシーズンでの先発登板はありませんが、オープン戦を通して好調をキープしているので、ファンも首脳陣も少し安心できたんじゃないでしょうか。ガンケルと2人で投手陣の救世主になってくれることを期待したいですね。

熊谷がオリ宮城打ちのマルチ

2番セカンドで先発出場した熊谷敬宥選手が、4打数2安打2打点1盗塁の大活躍で勝利に貢献しました。2本のヒットはどちらも好投手・宮城から。1本目はボールをギリギリまで引きつけてライト線へ打ち返した当たりでした。通常のポジショニングならファーストゴロだったような気もしますが、あれだけボールを見てから打てるなら打率を残せそうな印象を受けました。2本目は持ち味の脚力を生かした内野安打。2本ともタイムリーなのも熊谷にとって最高のアピールになったんじゃないでしょうか。今年は自主トレで広島・菊池涼介選手に弟子入りし、危機感を持って練習に取り組んでいる姿を見せてくれています。セカンドは糸原健斗選手という高い壁がありますが、ポジションを奪い取る気持ちで頑張ってもらいたいです。

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