3連戦と1週間ごとのヒーローを見つけるという企画から生まれた「虎の応援屋さん」ですが、まさか初めて書く1週間のヒーロー記事が、こんなに辛い状況だとは夢にも思いませんでした。この1週間は、いずれも敵地でカープ3連戦、ジャイアンツ3連戦が開催されました。そこでまさかの全敗。いくら開幕カードで3連敗したとはいえ、ここまで負け続けるとは……。自分で言いたくないですが、
「私がブログを始めたせいなんじゃね?」
とかネガティブなことばかり考えてしまいます。とはいえ、6試合もやればさすが活躍する選手の一人や二人はいます。この1週間、どの選手が最もタイガースファンに笑顔をプレゼントしてくれたのでしょうか。暗いムードを吹き飛ばしてくれるキーマンという意味も含め、探していきたいと思います。
野手成績
野手の主要3部門(打率、打点、本塁打)ベスト3はこの選手たち。
打率、打点の2部門で大山がトップ。チームを引っ張る主砲の働きをしっかりとこなしてくれました。なお、好調だった糸井選手は今週6試合で見ると規定打率に到達しておらず、打率でのランクインを逃しています。にも関わらず5打点(得点圏打率も5割)ですから、今は「糸井にチャンスを回せ!」が合言葉ですね。
打率トップだった大山を抑えて近本が出塁率で1位に。トップバッターの役割を十分に果たしてくれました。糸井があと2打席で規定打席到達していたので、そうなっていれば順位が少し変わっていたかも。佐藤輝はブロンズコレクター状態になってますが、やはり彼には早く豪快な一発を期待したいですね。
先発投手成績
続いて投手。まずは先発です。主要3部門(勝利、防御率、奪三振)ベスト3はこの選手たち。
悲しいことに、まだ一勝もしていないので当然勝利は該当者なしです。毎週この順位が埋まる状態になってもらいたいですね。防御率トップは西勇。今週登板した先発の中では群を抜いて安定感のある投球を見せてくれました。昨年は青柳や秋山に遅れをとりましたが、一昨年は誰もが認めるタイガースのエース。今年復活にかけているハズなので、甲子園でチーム初白星をあげてもらいましょう。
勝てなかったですが、秋山は1イニング平均約14球というテンポの良いピッチングを披露。持ち味は健在ですね。お得意様のカープ相手に負けたのは少し気がかりですが、何度も期待を裏切るような投手じゃないので、彼にもぜひ甲子園で自身の開幕を迎えてもらいたいです。
リリーフ投手成績
次はリリーフです。こちらは主要部門がセーブとホールドしかありませんが、リリーフとして重要な成績をピックアップしています。
セーブとホールドのシチュエーションが少なく、岩崎と渡邊が1つずつホールドをあげたのみ。こちらも寂しい結果になりました。カープとの初戦でセーブに失敗したケラーが唯一奪ったアウトが三振。そのため謎の奪三振率1位になりましたが、ヤクルト戦でもセーブ失敗しながら奪三振率だけは高かったので、全く希望が持てないとは思えないんですよね。ファームでしっかり調整して、今度こそ一軍で活躍してもらいたいです。
昨年一軍のリリーフで活躍していたのは岩崎のみで、あとはほとんど今年ブレイクが期待される新戦力ばかりです。ルーキーの桐敷が早くもリリーフに配置転換されてますが、適正の高さを見せています。あとはケラーの代わりに代役守護神に指名されている湯浅。リリーフの中でも屈指の安定感でアピールに成功しています。明るい材料は確かにあるんです。
1週間のヒーローは…
野手、先発、リリーフの各成績ベスト3を紹介しました。これを参考に、野手と投手で一人ずつヒーローを勝手に選出したいと思います。今週のヒーローは、この二人!
初の週間MVPは、大山と西の二人に決定しました! 大山は開幕から9試合連続安打中で、西は7回途中1失点の好投。おそらく誰からも文句の出ない結果だと思います。
一度も勝ってないチームのMVPを決めること自体、多くの人が「アホらしいことやってんなぁ」と思っていることでしょう。ぶっちゃけ自覚あります。ただ、どれだけ負けようが、タイガースの試合を楽しみたい。その気持ちがある限りは、こんな感じでアホらしいことを続けていきたいと思います。ファンのみなさん、フラストレーション溜まる試合ばかりですが、テンションが少しでも上がる情報を見ながら一緒に盛り上げていきましょう!
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