阪神青柳7回1失点! 開幕投手だ!

雑談

3月11日、甲子園で行われたオープン戦は、【阪神6―1中日】で阪神が勝利。試合終了後には青柳晃洋投手が開幕投手に内定していたことも明かされ、本番へ向けてエンジンもかかってきました。打線も主軸として期待されている選手が次々と活躍し、投げて良し打って良しの好ゲーム。オープン戦の貯金生活が始まったこの試合を振り返りたいと思います。

中日
阪神×11

3番マルテ、ようやくお目覚め

この日まで17打数3安打と当たりが出ていなかったマルテ選手。この日は3番ファーストで出場し、3打数2安打と結果を残しました。これで3試合連続安打。昨年相手チームの脅威となった3番がようやくお目覚めの兆しを見せました。先頭の近本光司選手が好調なだけに、マルテが本調子なら開幕ダッシュの期待も膨らみますね。開幕まであと2週間。ここからさらに上げていってもらいたいです。

ミスター得点圏の梅野も本領発揮

梅野隆太郎選手も元気です。この日は3打数1安打2打点。満塁のチャンスでダメ押しの2点タイムリーを放ちました。犠打と盗塁も決めて、得点圏での勝負強さ、バントの確実性、走れる捕手といった、昨年も目立っていた成績のところでチームの勝利に貢献しました。しかもこの日で5試合連続ヒット。もはや正捕手争いは軍配が上がりかけているといっても過言ではないでしょう。梅野は本来これくらいやれるんですよね。坂本誠志郎選手という、自分の席を脅かす存在がいることは昨年身に染みているはず。今年こそ1年間試合に出続けられることを期待して見守りましょう。

青柳がさすがの安定感を披露

青柳はこの日、7回を投げて打者26人に対して97球、被安打4、四球3、奪三振6、失点1のピッチング。今日はおそらくイニングよりも100球をメドに投げていたんでしょうね。初回、5回、7回と三度2人以上のランナーを出しましたが、1失点でまとめました。ピンチを作っても粘り強い投球で、1イニングでも多く投げる。先発に求められる能力を実行してくれました。これで青柳はオープン戦で12球団トップの13イニングを投げ、防御率0.69。ずっと好調が続きすぎていることくらいしか心配する要素が見当たりません。開幕までの登板はおそらくあと1回。最後もきっちりと締めて、気分良く開幕を迎えてもらいたいです。

チームはこれで貯金生活に

昨年は首位だったオープン戦。今年は借金スタートでしたが、気づけば貯金生活に突入しました。オープン戦の優勝を目指しているわけではないですが、やっぱり勝ちゲームが続くと嬉しいですね。ここまでチームの成績は打率3位、防御率5位、盗塁4位など軒並み上位。この調子を開幕以降も続けてもらいたいですね。

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