カイル・ケラーが来日! どんな投手?

雑談

3月6日、今年の新外国人選手が来日しました。カイル・ケラー投手(28)とアーロン・ウィルカーソン投手(32)です。特に注目度が高いのは、スアレス投手が抜けた穴を埋める働きを期待されているケラー投手。情報に敏感なファンならすでにチェック済みかと思いますが、今日はケラー投手がどういった選手なのか、過去の成績から探ってみたいと思います。

どんなタイプの投手か

ケラー投手のことで気になるポイントは、どんなタイプの投手なのか、何がストロングポイントなのか、守護神を任せて大丈夫なのか、このあたりでしょうか。まずはタイプについて見てみます。

  • ストレートは最速157.4km/h、平均球速152.1 km/h
  • 変化球は縦に曲がるカーブのみ

持ち球はなんとストレートとカーブのみ。これ、近年の野球ではかなり珍しいタイプだと思いませんか? 有名どころだと、オリックスの平野佳寿投手(ストレートとフォーク)くらいしか思いつかないです。現役だと2球種で活躍している選手って何人いるんですかね……。ただ、「変化球が少ない=抑えられない」とは思いません。球種が多い方が選択肢の多くて有利に見えますが、勝負できる球なのかどうかが重要。そういう意味でケラー投手は1つの球種を究めていく性格なのかもしれませんね。まとめると、球威のあるストレートと大きく曲がるカーブで緩急をつけて勝負するタイプです。

(3.12追記)どうやら来日に合わせてカットボールに近いスライダー、いわゆるスラッターを準備していたそうです。コーチや打席に立った選手の評判も◎。カーブで緩急をつけながら、ストレートとスラッターで相手を翻弄していくようなスタイルなのかもしれません。どちらにせよ、投球の幅が広がるなら期待は膨らみますね!

ストロングポイントはコントロール

藤川球児投手の火の玉ストレートは極端な例かもしれませんが、どの球団でも守護神になる投手には「これ!」という強みがあると思います。果たしてケラー投手の強みはどこにあるのか。過去の成績から探っていきます。

  • 投球回数は46.1(3Aでは79.0)
  • 防御率は5.83(3Aでは3.65)
  • 奪三振率は9.19(3Aでは12.98
  • WHIPは1.41(3Aでは1.10
  • 被本塁打は12(3Aでは10)

※いずれも通算

メジャーでは3年間で46.1イニングを投げています。驚きなのは、毎年違うチームで投げていたということ。環境は選手のメンタル面で非常に重要な部分だと思います。ケラー投手は毎年チームが変わっているので、ベストな結果が出せるような環境だったか、と考えると疑問符が浮かびます。それだと今年もダメじゃん!となってしまいますが、好待遇で迎えられているのでメンタルも少しはマシ……だと思いたい。目を引く成績を挙げるなら、3Aでの奪三振率とWHIPですね。奪三振率は昨年のスアレス投手で8.37です。もし3Aの成績(12.98)と同等のパフォーマンスなら、守護神として十分通用しそうです。WHIPは1イニングあたりヒットと四球で何人の走者を出したかという数値ですね。1なら1イニングで1人、2なら2人出すという感じです。日本球界では公式記録になっていませんが、一般的には1未満なら超一流といわれています。3A通算で1.10は立派な成績。少なくとも四球で崩れるような投手ではなさそうです。ちなみにメジャーでの失策0。守備力も問題なさそうですね。

守護神に期待! はするけど最初は様子見?

ではケラー投手に守護神を任せて大丈夫なのか。結論は“今は分からない”です。まあ当然の結論ですね(笑)。どういうタイプで何が強みかは分かりましたが、いずれも阪神タイガースでの投手成績ではないですから。どちらにせよ、合流が遅れていること考えても、開幕からすぐに守護神というのは難しいでしょう。他の投手との兼ね合いもありますが、たとえ開幕に間に合ったとしてもリリーフからが妥当じゃないでしょうか。ただ、個人的には「守護神いけそうじゃね?」と見ています。2球種しか投げないのにメジャーで登板できるというのは、データに見えない特異性があるように思えるからです。兎にも角にも、まずは早く初登板が見てみたいですね。

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