4月1週目(6試合) 投打のMVPは!?

勝手にMVP

4月1週目、阪神タイガースの戦績は3勝3敗の五分でした。

いろんな記事を読みましたが、岡田監督は4月は勝率5割付近にいるなら負けてもOK。
勝ち試合では課題が見つかりづらいけど、負け試合なら見つかりやすい。
その部分を洗い出して、改善しながら先にピークを持ってくることを想定しているっぽいですね。

ファンとしては、いつだって勝ってほしいのが心情ですが、昨季チームを日本一に導いてくれた岡田監督がそう考えてるっぽいので、しばらくは負けても落ち着ちながら観るように心掛けたいと思います。

まあ、それはそれとして、勝手にMVPは決めていきます(笑)

安定感の近本、インパクトの佐藤輝

まず、主要3部門から見ていきましょう。

打率トップは近本。
全試合観ていたら誰でも分かるレベルで安定して打ってくれていました。

打点は森下と佐藤輝が4打点で分け合った格好。
クリーンアップで本塁打を打てるバッターなら、これくらいが及第点でしょうか。
ただ、打点は前の打者の出塁に影響されやすいもの。
そういう意味では、近本・中野が頻繁に出塁しているので、もう少し増やして欲しいところです。

本塁打は近本と佐藤輝が2本ずつでトップ。
甲子園での試合がなかったとはいえ、チームでこれだけ打ってくれれば十分すぎると思いました。

OPS関連の数字は、近本の独壇場ですね。
本当に頼りになる選手だ😆

規定打席に届かなかった選手の中では、前川が打率.385、出塁率.467と、どちらも1位を上回る成績でした。
ノイジーも好調で、ポジション争いは日々増すばかりですが、出場機会が増えれば面白い存在になるのは間違いなさそうです。

逆にちょっとだけ心配なのは、どこにも名前が出てきていない4番の大山。
先週だけで見ると、残念ながら打線のブレーキになってしまった印象です。
ここ数年、虎のクリーンアップを支えてきた看板選手。
もちろん大山の好不調はチームへの影響が大きいでしょう。
ほかの選手がカバーできているうちに、どうにか本調子に近付けてほしいですね。

近本・中野の四死球5個は立派な数字。
さらに近本は盗塁も2つ決めていて、攻撃面での貢献は計り知れません。

得点圏打率は、1週間単位でも分母が少ないので、あくまで参考程度に。
最も多く打席が回ってきたのは森下の4回。
トップの佐藤輝は、3回打席が回ってきての2安打なら十分に良い結果だったと言えます。

ちなみに得点圏打率に近本の名前がないのは、そもそも得点圏で一度も打席が回ってきてなかったからですね。
8番を打つ木浪(もしくは小幡)との兼ね合いになるので、下位打線の奮起に期待したいところです。

あまり見たいもんではないですが、参考までにネガティブデータも。

佐藤輝の2失策、大山の8三振。

気になるのはこのあたりでしょうか。
自分で分かっていることだろうし、今週の改善に期待しましょう!

中野の2併殺は、一日で起こったもの。
たぶんもう二度とお目にかかることはない(と信じたい)珍しい記録ですね。

伊藤将と大竹に1勝目の白星

先発投手にまだ白星がなかったんですが、一番乗りは伊藤将。
7回2失点というHQS(ハイクオリティスタート)の好投で、今季初勝利を記録しました。

次カードで大竹にも勝ち星がつき、先発投手はカード2戦目の左腕のみ勝利投手になっています。

先発投手6人のうち、4人が6イニングを消化。
これは十分なはたらきだったと言えるでしょう。

誤算だったのは村上ですよね。
今日の登板で見返してくれることを期待しています。

あと目を引くのは才木の奪三振率の高さ。
タイガースで希少な本格派右腕。
今年も絶対にチームの力になってくれると思わせてくれましたね。

またもごめんなさい、参考のネガティブデータです。

西の被安打8、青柳の与四死球6。

明確な課題になりそうなのはこのあたりですね。
でも被本塁打が少なかったのは素晴らしい。

先発投手がしっかりイニングを消化している中で、無失策だったのもタイガース的にはグッドですね。

ゲラと岩崎のダブルストッパーは盤石

投手成績でいうと、リリーフのほうが活躍した選手が多かったのではないでしょうか。

特にゲラと岩崎は最終盤の大事な局面で、ほぼ完璧な立ち回り。
岡田監督が今シーズンの序盤はダブルストッパー制を公言しているので、このふたりがそろって好調なのはチームにとって明るい材料です。

3試合に登板した投手が4人。

3連投はなく、出てくる投手がいずれも安定しているからこそ、タイガースは強いんですよね。

その強みがはっきり1週間だったと思います。

特に島本と桐敷の両左腕のはたらきには頭が下がります。

勝ってる場面でも、同点や僅差で負けている場面でも登板機会があると思うので、8回までの繋ぎになるこのふたりの活躍にも今後注目してみてほしいです。

一応のネガティブデータ。

まあこれはもういいでしょう。

ちなみにリリーフで名前が挙がっている門別ですが、先発調整に入ったため、前半カードだけの数字になります。

先発のタイミングがいつになるかは不明ですが、本当に楽しみですね😊

4月1週目の6試合 投打のMVPはこのふたり!

野手MVP 近本 光司
投手MVP 岩崎 優

このふたりを4月1週目の「勝手にMVP」に認定させていただきます!!!

野手のMVPは迷いなしですね。
上でもたくさん書きましたが、あらゆる数字が突出しています。
1週間とはいえ、OPS1.290は怪物すぎ!

投手のMVPは、伊藤将とゲラも候補でした。
伊藤将はもっといいピッチングしてくれる日があるだろう、ゲラは2ホールド1セーブで投球内容も似たような数字だったんですが、1勝2セーブのほうが価値があると判断して、岩崎とさせていただきました!

今週は広島、中日との初対決。
特に中日はめちゃくちゃ好調なので、勝負どころになりそうです。

阪神タイガースの試合を観るなら

阪神タイガースの試合を観たいなら、次の方法がおすすめです。「スカパー!プロ野球セット」なら全試合、「DAZN」なら広島東洋カープ戦を除く全試合が観られます。テレビやネットで試合を観ながらタイガースを応援しましょう!

DAZN

コメント

タイトルとURLをコピーしました